数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
数学ガール/ゲーデルの不完全性定理のレビューということをしてみたのです。著者の結城さんに原稿を見せてもらって、さらさら眺めて、気づいたことを言いました。
指摘を機械的に適用するのではなくて、どうしてそういう指摘がでたのか理解した上で、価値判断をして原稿に反映させている様子が、よいなぁなのでした。
一度、よくある罠(メタ変数と構文上の変数の区別)にひっかかっていることを伝えました。しばらくしたら、直っているだけではなくて、説明がリファクタリングされて、短くわかりやすくなっていました。
中途半端な理解で修正すると長く複雑になってしまうものだと思うのですが、修正の意図を咀嚼した上で修正すると簡単になるのだなぁと嬉しくなりました。(このへんはプログラミングも同じだと思います。というか結城さんはリファクタリング本も書いているのか。)
そこ以外は、各章一回ずつスナップショットを見ただけなので、どうなったのかなーと楽しみにしています(10月27日発売らしい)。
本の内容は、高校生が決定不能の会をやっているような内容です。しかも結構いい部屋を借りててうらやましい。登場する数学も、決定不能の会の内容と、そうとう近いです。あと説明ののりも、「この説明を理解すれば、数学語を書ける人なら、まともな証明を書けるでしょう」くらいのところまで書き込んであるので、その点も決定不能の会みたいです。
『数学ガール』知名度たかいみたいですね。
研究室の人が一生懸命読んでいて、
「この本疲れるわ」と言っていました。
あと、田崎さんがレビューしているのが謎。
これはこれは、上方まで広まればたいしたものです。田崎さんは前作かもっと前から、数学ガールのレビューをされていました、たしか。一生懸命読んでいるのを横から眺めて、そうか疲れるのかと思っていればいいのではないでしょうか。計算がらみは、言いたい気分に対する記述量が多い気がします。