消費者センス世にはばかる

「研究」を知らない批判者によって、日本は潰されるのだなあ とid:hayamizが慨嘆している。知らないものへの態度の一つに、賢い消費者戦略というのがある。

払う前に価値がわかるものにしかお金を払わない

このごろ話題の事業仕分けというものを、要するに、そんなにお金を使ってなにが嬉しいのか説明してね、と、説明されてわからなかったら払えないよ、とそういう原理なんだろうなぁと思っている。

これは賢い消費者の態度である。変なものを買わされると損するだけである。なにが嬉しいのか、よくわかってから、お金を払う。消費者としては賢いが、それだけでは先細りなのである。

賢い消費者は知っているものしか欲しくない

知らないことを、わざわざ苦労して知りたいとは思わない。いま見えないもの、自分が知らないものに、そんなにいいものがあると思えない。現状十分幸せで、人生の先は見えていて、いまさら新しいことをもとめてじたばたしなくても、満足して生を全うできるなら、希望なんかいらない。

そういう選択をする人たちに文句を言える筋合いもないので、意見が違ったら適当に動き回るしかない。

正社員とローマ市民

正社員というのは、ローマ市民というのに、似ている気がした。どうやって比べればいいのかわかんないけど。ローマ帝国衰亡史かなにかを読んでおくと、なんかヒントが得られるかも。滅びゆく文明の中で爛熟する文化というのは、興味深いテーマかも。正社員というのは企業に属するもので、ローマ市民はもっと公的なものに属するんじゃないのということを言われるかもしれないけれども、そーでもない気がした。経済産業省、正社員のためのハローワークを創設? — Chikirinの日記